「休める農業」「儲かる農業」を後押し。人材マネジメントで IT ベンチャーと異業種連携

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農業用ハウスや農業資材を施工、販売するイノチオグループ(愛知県豊橋市、以下「当社」)は、働きやすい農業づくりの一環として、労務管理システムを開発する IT ベンチャー「株式会社はれると」(大阪府八尾市)に出資。

出資によりイノチオグループは、はれると社のシステムを積極活用して農業者の経営サポート事業の強化をおこなう。また、はれると社に出資する人材管理システムを提供する「株式会社カオナビ」(東京都港区)とも連携を図り、農業者のさらなる労務改善と生産性向上を後押していく。

はれると社について
施設園芸向けの労務管理システム「agri-board」の開発など、デジタル技術により農業の “働き方改革”を後押しする IT ベンチャー。agri-boardの開発にはイノチオグループのミニトマト農場「イノチオファーム豊橋」(ハウス面積 3.6ha、従業員 70 人)が全面的に協力。

agri-board(アグリボード)
作業者がタブレット端末に作業内容や希望シフトを入力することで、作業の進捗と労働時間を自動集計し、適切なシフト作成もできるサービス。労務管理の時間短縮の他、作業進捗の見える化により生産性向上につなげる。

■ヒューマンリソース(HR)業界とも連携
企業の働き方改革を推進している、HR テクノロジーのリーディングカンパニーであるカオナビ社とも連携。
農業経営の大規模化や企業参入の増加が進む中で、人材マネジメントの視点から収益性向上につなげる取り組みを加速させる。

■イノチオグループの経営サポート事業について
イノチオグループは農業用ハウスや資材の供給だけでなく、営農計画づくり、栽培マニュアル作成、防除や施
肥の助言、労務管理など経営面のサポート事業を行っている。今回の異業種連携により、“長年の経験と勘”を要する従来の農業から、ICT を活用した“誰でもできる”農業の確立に貢献したいと考えている。

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